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ジパング社とゴールドキャニオン社との「スプリングポールプロジェクト」

ジパング社は平成21年8月7日付で、ゴールドキャニオン社との間で同社のスプリングポールプロジェクトに関する先買権を取得する契約を締結し、同時に同社新株式250万株を取得することを発表しています。

以下、ジパング社の発表「お知らせ」より一部抜粋して紹介します。

【スプリングポールプロジェクトについて】
スプリングポールは、カナダ共和国オンタリオ州北部に位置する探鉱鉱区です。大手金山会社Goldcorpの主要金山で世界最高品位とも言われるレッドレイク(RedLake)鉱山に隣接しており、その広さは28,935エーカー(約117k㎡)に及びます。Gold Canyon Resources Inc.が当該鉱区における試掘権の100%を所有しています。
過去24年間、398孔・95,695mに及ぶ試掘探鉱事業の結果、最高で45オンス金(1,400g)/トンの着鉱が確認されているほか、幅19.6フィート(約5.94メートル)に及ぶ3.046オンス金(94.74g)/トンを含む多数の高品位鉱が確認されており、埋蔵鉱量として約197,000オンスを有しております。
従前の探鉱により有望視されている地域は、28,935エーカーの僅か3%に当たる500エーカー(約2k㎡)の「コア・エリア」に集中しており、鉱区のその他の部分にも潜在的な可能性があります。加えて、平成18年にゴールドキャニオン社が行った探鉱調査において、それ以前には行ったことのない、地表より330メートル以深の試掘を行った結果、高品位の鉱化作用を確認するに至っております。世界有数の金山であるRedLakeに隣接し、類似した地質構造を有していることもあって、その可能性が強く期待される鉱区です。


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【契約の目的】
本契約は、ゴールドキャニオン社が所有するスプリングポール探鉱鉱区におけるジョイントベンチャー(以下、「JV」といいます。)について、契約日より1年の間、同社が当社に先買権を付与するものです。加えて、当社は同社の新株式250万株を取得し、同社発行済株式数の4.4%を保有することとなります。
同社は、当社の払込資金を用いて追加探鉱及び過去24年に亘る探鉱データを総合的・体系的に取り纏める作業を行います。その取纏め結果に基づき、同社は追加探鉱を行う予定で、この探鉱によって当該プロジェクトが有望と目される場合、当社は今般取得する先買権を行使することにより、同社とJVを行うことが可能です。

【契約の概要】
ゴールドキャニオン社は当社に対し、スプリングポール探鉱鉱区におけるJVに関する先買権並びに同社新株式250万株を付与します。先買権の有効期間は平成21年8月7日より平成22年8月6日までで、同社株式の発行時期は平成21年8月中旬を予定いたしております。
当社は上記先買権及び株式の対価として、平成21年8月10日付でゴールドキャニオン社に対して400,000カナダドルの支払を完了いたしました。
ゴールドキャニオン社は、当社の支払う400,000カナダドルを用いて、従前の探鉱結果を総合的・体系的に取り纏め、その分析を行います。また、数本の追加試錐を行う予定です。
同社は、これらの結果を基に改めて鉱量計算を行なうと同時に、今後の同鉱区における探鉱方針を策定します。この探鉱方針に基づき更なる探鉱を行った結果、経済合理性のある鉱床の存在が確認できた場合には、JVによる鉱山開発プロジェクトが始動する見通しですが、今般の先買権は、このJVに関する先買権です。向う一年以内に当社が当該プロジェクトに参画することを希望する場合、必要な資金等を支払うことにより、優先的・排他的に当該JVを手がけることが可能となります

【今後の見通し】
ゴールドキャニオン社によるデータの取り纏め、追加探鉱等の結果が望ましいものであり、JVを行う価値があると目される場合、平成22年8月6日までに当社が相応額の支払を約して同社との間でJV契約を締結し、当該プロジェクトを推進する可能性があります。
上記探鉱等の結果が否定的なものであった場合または当社が当該プロジェクトに係るJV参画を決定しない場合、平成22年8月6日を以って当該先買権は消滅いたします。

以上、ジパング社の発表「お知らせ」より一部抜粋して紹介しましたが、この契約の締結は平成21年8月7日で、その後の金価格上昇を考えると、「スプリングポールプロジェクト」について、その位置づけも高まっているのかもしれません。

尚、当情報についての利用や確認、投資などについては、くれぐれも自己責任でお願いします。

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